1. トップ
  2. 記事一覧
  3. ウィッキー・根本の想い

Thoughtウィッキー・根本の想い

VOL.5 テレビジョンとの出会い

前述の「映画」「レコード」に続いて、テレビジョンからは文字通り ビジュアル(視覚)による多大な影響を受けたと考えられます。時代や国籍を超えて、人として共通する行動やしぐさ、目の動きが、喜怒哀楽を含む多種多様な人間の感情表現の本質な同一性を確認し、また、英語等の言語がパーフェクトでなくても、大意や前後のフレーズを待たずに表情が、意思を代弁していることを学びました。
 「ローンレンジャー」や「ローハイド」「ララミー牧場」の西部劇もの、「ハワイアンアイ」などのサスペンスもの、「コンバット」などの戦闘もの、そして「日真名氏飛び出す」や「事件記者」等の日本ものを含め、『目は心の窓』『しぐさは本音の表現』を感じました。

 なお、当時は力道山に代表されるプロレスリングにも夢中になっておりました。木村正夫との一騎打ち後、遠藤幸吉、豊登道春、吉村道明と、レフリーの沖 識名、ユセフトルコが外国人レスラーと繰り広げるリングでの動きは真剣に力こぶが入る一方、こっけいだったり、反則に気づかぬ苛立ちやらでエキサイトしたものです。特にベンとマイクのシャープ兄弟、ルーテーズ、ジェスオルテガ、クルスカンプ、プリモカルネラ、覆面レスラーのザ・デストロイヤー等・・・。
 一方、野球界も巨人軍にいた日系ハワイ人のエンディ・宮本やウォーリー・与那嶺、そして忘れられないのが、S.56の巨人VS中日戦の最終回(9回)裏1死、中日のエース杉下 茂から代打逆転満塁サヨナラ本塁打を打った樋口一夫など、嬉しさと印象深さを今でも感じます。

2001.12.27

Contactお問い合わせ